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「ずっと住むつもり」で家を買うあなたへ。不動産屋の私が、あえて「出口」の話をする理由。

にいがたの不動産

中村 利恵

筆者 中村 利恵

不動産キャリア20年

どこの不動産会社様より売主様の不動産を研究して、たった一組の次のオーナー様へ伝えます。
にいがたの不動産の強みは「仕事が好き」という事だと思っています。
古くて、新しくて、ちょっとダサい不動産屋を突き抜けたいと思います。

こんにちは。

新潟市の不動産売買専門店「にいがたの不動産」の中村です。



このブログは音声でもお楽しみいただけます。



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日々、たくさんのお客様のマイホーム探しをお手伝いさせていただいていますが、家を探しているときのお客様の目は本当にキラキラしています。


 「子どもをこの庭で遊ばせたい」 

「一戸建てを買って、ここにずっと住み続けるんだ」


その「今」の幸せに満ちた決意を伺うたび、私も温かい気持ちになります。


……ですが、私は不動産屋として、お客様がワクワクしているときほど、あえて少し冷や水を浴びせるような、耳の痛いお話をすることがあります。


それは、「もし、ここを手放すとしたら、いくらで売れるか(貸せるか)」という、いわゆる「出口戦略」のお話です。


正直にお伝えすると、このお話をしても、その場ではあまり響かないことが多いです。


「ずっと住むつもりだから、売ることなんて考えなくていいです」と言われることも珍しくありません。


売上のことだけを考えるなら、お客様の夢に100%同調して、気に入った物件をそのまま買っていただく方がずっと楽です。


わかってもらえなくても、私の営業成績が落ちるわけではありません。


では、なぜ私が嫌われ役になってまで「出口」にこだわるのか。



それは私自身が、「ライフスタイルによって、暮らしは驚くほどガラリと変わる」という現実を、仕事でも、そして自分自身の私生活でも身をもって知っているからです。


子どもが巣立ち、自分たちも年齢を重ねたとき。 

かつてあれほど欲しかった「広い庭」や「郊外の一戸建て」が、いつの間にか広すぎて管理が大変な場所に変わってしまうことがあります。 


階段の昇り降りが辛くなり、買い物が不便になり、もっとコンパクトで便利な都心のマンションへ移りたいと思う日が来るかもしれません。


そのとき、「売りたいときに、ちゃんと売れる不動産」を持っていれば、人生の次のステージへ軽やかにシフトできます。


家が資産として自分を助けてくれるのです。


逆に、売りたくても買い手がつかない不動産を選んでしまうと、その家が「足枷(あしかせ)」になってしまい、身動きが取れなくなってしまいます。





家を買う瞬間は、誰だって「今」しか見えません。それは当然のことです。


だからこそ、私たちの役割は、お客様が30年後、50年後に「あのとき、売りやすい物件を選んでおいて本当に良かった」とホッとできる未来を作ることだと思っています。


「今」の理想を叶えつつ、「未来」の自由も手放さない家選び。 


わかってもらえなくてもいい。


それでも私は、これからもお客様の人生の「出口」まで一緒に背負う覚悟で、本当に価値のある不動産をおすすめし続けます。











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